2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧
ぼやき川柳大賞でもらった記念のボールペン。ラジオ深夜便に移ってからは1回しかもらったことがない。もったいなくて使えない……と言いながら時々手に取ってしみじみと眺めている
「土曜ほっと」時代のぼやき川柳。お題からして、「今週、ぼやき川柳で読まれるのは難しいな」と判断したときは、午後3時25分ごろ、句の読み上げをひと休みしてかける音楽のリクエストをするという形で名前を読んでもらう手があった。例えばお題が「ハン…
NHKラジオ深夜便「ぼやき川柳」にまつわる出来事を年表にしてみました。 1948年 佐藤誠アナウンサーが大阪府吹田市に生まれる 49年 大西泰世先生が兵庫県姫路市に生まれる。高校はデザイン科に学び、グラフィックデザインのアルバイトなどをした 71…
編集長からの手紙:喜怒哀楽、17文字で表現 川柳教室 川柳作家・大西泰世さん 2021/10/02 毎日新聞 地方版 <学ぶ・育つ・挑む> NHKラジオの「関西発ラジオ深夜便」の「ぼやき川柳」って寝床でクスクスッとなります。川柳作家で選者の大西泰世さん(7…
NHKサービスセンターから送られてきた月刊誌「ラジオ深夜便」 ラジオ深夜便の「ぼやき川柳」で大賞を受賞すると、3カ月後に月刊誌「ラジオ深夜便」に受賞句が載る。NHKサービスセンターからこの1冊が郵送されてきたが、一生の記念になるのでスーパーのLIFE…
NHK大阪放送局。ここから毎月第1、2、3金曜日の夜11時台にラジオ深夜便「ぼやき川柳」が放送される。斜め向かいには大阪府警本部があるので何だか気が引き締まる 2015年2月28日、NHK大阪放送局にあるNHK大阪ホールで「ぼやき川柳のつどい」が開…
ぼやき川柳大賞を受賞するとこんな封筒で記念品が送られてきた。毎週6人にこれを送るのも結構な手間だったのだろうと想像する ぼやき川柳大賞の記念品のタオルハンカチ。布巾にしたものもあるが、やっぱりもったいなくて使えないでいる 大賞を獲るとまずは…
「ぼやき川柳のつどい」のチケットを入手するために、家族の名前も使って往復はがきを4通出した。1通が当たり、大阪放送局の窓口で当選はがきをこんなチケット2枚に交換した。席は選べなかった。全国から旅行も兼ね、泊まりがけでNHK大阪放送局へ来る夫婦…
パソコンの前に座ってうんうん唸っていてもいい川柳は作れません。「お題」をスマホのメモ帳に書いて、まずは散歩に行きましょう。駅までの徒歩、スーパーまでの徒歩、電車やバスに揺られているときがチャンスです。お題を心の中で何度も念じていると不思議…
夕日を浴びた自作自演の優勝カップ。大賞受賞句が燦然と輝く。この陰にたくさんのボツ句(駄句)があった。日常的な挫折の上に一瞬の栄光がある 誕生日に妻が贈ってくれた優勝カップ。文言もまるでNHKが贈ってくれたように細工がしてある。リボンだけ買い足…
ラジオ深夜便移行後のぼやき川柳大賞の記念品はメモ帳とクリアファイルとNHKのロゴ入りの青いボールペンでした。手紙には「ご笑納ください」とありました
[番組ピックアップ]「テレビdeぼやき川柳」NHK総合 2007/09/20 大阪読売新聞 朝刊 《関西交差点》 ◇金曜 後5.15(21日は大相撲放送のため休止します) ◆ひとひねり音声だけでも笑えます 金曜日の夕方、街が週末気分に沸き始めるころ、NHKの…
1996年10月7日 朝日新聞夕刊 川柳作家の大西泰世さん 17字の死とエロス(人間往来) 身を反らすたびにあやめの咲きにけり 真ん中を蝋(ろう)が流れるまっぴるま 月光に泡立つ死者の未来なり なまめかしさが漂う一方、死を意識させる句の群れがある。川柳…
俳句と川柳はどう違うのかとよく言われます。 個人的には季語が必要で、花鳥風月を詠み、一見「それがどうした?!」というところに視点を定め、抒情性や人生の無常を謳うのが俳句だと思います。笑いを求めるものではありません。俳句には「や」「かな」「け…
世を映す川柳(6)週1回、笑顔届ける、ぼやき声(広角鋭角) 2012/06/25 日本経済新聞 夕刊 毎週土曜日午後3時すぎ。決まったフレーズで番組は始まる。武器も持たない金もない、権力も持たない庶民の唯一の抵抗手段はぼやき川柳、ぼやせん――。 NHK大阪…
川柳作家大西泰世さん――「ぼやき」17文字の宇宙に、人情の機微、関西弁の深み(関西のミカタ) 2021/04/14 日本経済新聞 大阪夕刊 ■「ぼやき川柳」はNHK大阪放送局発のラジオ番組で四半世紀続く人気コーナー。選者を務める川柳作家の大西泰世さん(72…
ぼやき川柳の大賞句をまとめて一冊の本にしてほしいという要望は、「土曜ほっと」の放送当時からもありました。今でも全国に根強いと思います。どこかの出版社が手掛けたら相当数売れるのではないでしょうか。 なぜ実現しないのか。逡巡する理由はまず著作権…
「かんさい土曜ほっとタイム」が終わり、ぼやき川柳は「ラジオ深夜便」に移ることになった。読売新聞にこんな記事が載った。 ほんわか関西弁 聴き納め NHK「異色」ラジオ番組 16日終了 2019/03/14 大阪読売新聞 朝刊 ◆23年間「元気もらった」 標準語…
1990年3月4日付 朝刊 2社 スナックママ、短大で川柳講義 姫路の大西さん、感性に評価【大阪】 スナックのママが、仕事の合間に詠んだ川柳のユニークさを認められ、大学の教壇に立つ。姫路市福中町でスナック「文庫ヤ」を経営する大西泰世さん(41)。神戸…
大西泰世さん 川柳作家(Who’s Who) 【大阪】 身を反(そ)らすたびにあやめの咲きにけり 真ん中を蝋(ろう)が流れるまっぴるま なまめかしさの漂う作品である。一方で、 月光に泡立つ死者の未来なり といった「死」を意識させる句の群れがある。 …
リスナーに寄り添い20年 NHKラジオ「かんさい土曜ほっとタイム」 2015/06/06 大阪読売新聞 夕刊 4ページ ◎ええやん! かんさい ■SAT Pleasure プレジャー ◆高齢者ら 毎週便り2000通 NHK大阪放送局制作の土曜午後のラジオ番組「かんさ…
大西先生が書かれた文章が見つかりました。上・中・下と3回の連載です。 朝日新聞1991年1月9日付 朝刊 兵庫版 川柳すること生きること:上 記・川柳作家 大西泰世 兵庫 コスモスの白へ連なる瞳かな 泰世 姫路の川柳作家大西泰世さん(41)が、神戸山手女…
ここで大西泰世先生はどういう人なのかについて書く。1949年兵庫県姫路市生まれ。兵庫県立姫路工業高校デザイン科卒業。兵庫県立大学非常勤講師。NHK文化センターなどの講師。全日本エコロジーほか選者。26歳から川柳を始めた。 「現代川柳ハンドブ…
西川かの子さんは漫才師で元参院議員西川きよしさんと西川ヘレンさんの長女。1974年大阪府堺市で生まれ、箕面市で育つ。2000年に芸能界入り。「ぼや川」には2005年から出演。途中、出産で休んだこともあった。著書に「晴れときどき西川家」(2…
あうんの呼吸で大西先生と軽妙なトークを繰り広げた佐藤誠アナウンサーについても紹介したい。佐藤アナは1948年大阪府吹田市の出身。関西学院大を出て71年にNHKに入局した。2005年から嘱託職専門委員として大阪局に在籍し、07年度で60歳定…
ぼやき川柳は毎週土曜日の午後3時5分から始まっていた。しかし年五十二回もあったわけではない。プロ野球日本シリーズの中継とかラグビーの日本選手権、あるいは春のセンバツ、夏の選手権と高校野球の全国大会期間中は休みになった。そうすると年間40回…
ラジオ川柳をつくるときに一番気をつけることがあります。それはとても単純だけれども大事な心掛けです。「耳で聞いてとっさに情景を思い浮かべられる」句を目指すということです。日本語には同音異義語がたくさんあります。たとえば「きょうちょう」と言わ…