NHK「ぼやき川柳大賞」を獲る方法

兵庫県のペンネーム「落ちこぼれ」がボツ続きの体験を赤裸々に綴ります。

2024-04-20から1日間の記事一覧

冠句の会で「もしかして貴方が?!」

ぼやき川柳でラジオに出たりしていると驚くようなことがたまにある。最初の驚きは二〇一六年秋ごろだったか、「冠句」の集まりで起きた。 冠句とは五七五の上五をあらかじめ決めておいて、残り中七、下五を個々人が付けてその出来栄えを競い合う遊びだ。私は…

三度目の公開放送では大賞ならず

2年3カ月ぶりにNHK大阪ホールで公開生放送があった。二〇一七年五月二十七日のことだ。この日、私は大賞になれなかった。自宅のラジオに予約録音を準備して出かけていったが、前回の公開録音で大賞に輝いてしまったこともあって、最大の目標を達成して…

番組終了の衝撃

もうすぐ平成が終わろうとする2019年2月23日、「3月16日をもっての番組を終了すること」が佐藤アナから発表された。よくよく聞いてみると「かんさい土曜ほっとタイム」という番組自体が終了することになり、1コーナーである「ぼやき川柳アワー」…

用意したもの

川柳ほど安上がりな趣味はないのではないか。碁会所に通う囲碁や将棋と同じくらい安価な趣味だ。基本的には紙と鉛筆さえあればいい。俳句のように季語辞典が要るわけでもない。吟行に行かなくても川柳は作ることができる。極端な話、人は棺桶に片足を突っ込…

初めて公開放送に行く

NHK大阪放送局の1階にある「BKプラザ」というイベントスペースで公開放送があるので行ってみようと思ったのは2013年の年末、12月21日のことだった。地下鉄谷町線の谷町四丁目駅から徒歩数分だった。100人くらいしか入れないが、入場自由で…

初めての入選

私が初めてぼやき川柳に投句したのは2013年3月のことだった。ふと思い立って、番組のホームページから送った。「招く」というお題に、「ドアホンに映ればみんなカバになる」(兵庫県・落ちこぼれ)。ドアホンを押した来客に室内のモニターから「はい」…