NHK「ぼやき川柳大賞」を獲る方法

兵庫県のペンネーム「落ちこぼれ」がボツ続きの体験を赤裸々に綴ります。

2024-04-16から1日間の記事一覧

「ラジオ深夜便」でもついに大賞

「ぼやき川柳」が第1~3金曜日午後11時台の「ラジオ深夜便」に移ったのは2019年4月だった。それまでは約100句が読み上げられて、6句前後が大賞に選ばれていたが、放送時間が短くなり、お題は二つから一つに減り、50句弱しか読み上げられなく…

ボツつづきは人生そのもの

「土曜ほっと」では毎週100句も読まれたんだから、それこそ猫も杓子も読まれたんじゃないか。あるいは自分の才能をもってすれば当然、読まれただろうと思う人は多いと思う。そういう人がもし我々と同じ挑戦をしたとすると、天狗になっているその鼻を早晩…

どうしてもかなわない天才川柳作家

「土曜ほっと」のぼやき川柳には知る人ぞ知る常連さんがいた。全国から2千通もの応募があって、100人ほどが読まれる中に、ほぼ毎週のように読まれ、一カ月に一回くらいは当然のように大賞をかっさらっていく猛者。私はこの人をひそかに「天才」と呼び、…

「ぼやき川柳」史上最高の句

二〇一九年三月十六日を最後に「かんさい土曜ほっとタイム」が終わり、「ぼやき川柳アワー」は「ラジオ深夜便」に移ることになった。当日の放送で佐藤アナは「番組をやめないでほしい」という全国からの手紙やはがき、ファクス、メールが計七四七通もあった…

Tさんの友達の妹さん

二〇二〇年二月十四日のことだった。世間は中国の武漢というところで新型コロナ肺炎がはやり始めていることに気づき始めていた。しかしまだマスクをする、手指のアルコール消毒をするなどの対策は呼びかけられていなかった。もちろん三密などという言葉もま…